ミャンマーはどんな国でしょうか? 簡単に言いますと、、
* 昔の国名はビルマで、50年以上続いた軍事政権が終わり、4年前に民主化されたばかりの国
* 今急激な経済成長を遂げている国で、大都市ヤンゴンは建設ラッシュ!
* 多くの歴史ある仏塔が方々に残り、他の仏教国とは一味違う国
という事で、今回はもう一度行ってみたくなる国、ミャンマーの魅力に迫ります。
ヤンゴンの街並み
ヤンゴンはミャンマーの旧首都で人口は約250万、今でもミャンマー最大の都市となっています。
ヤンゴンを語る上で、まずは外せないのが、街の北にあるミャンマー仏教の総本山シュエダゴンパゴダでしょう。
パゴタの塔の高さは約100メートルあり、上部には6000を超えるダイヤモンドやルビーなどの宝石が散りばめられています。パゴタの高塔やドーム状の屋根、壁面など全て黄金に輝いており、近くで見るとその荘厳さに圧倒されます。
パゴタの寺院の仏壇の前では、常に熱心な信者が訪れ、祈りを捧げています。
ミャンマーの民族衣装が魅力!

ロンジー
ミャンマーの街中を歩いてみると、多くの女性や男性も「ロンジー」という民族衣装を身に着けているのが見られます。
このロンジーには様々な色や柄があり見ているだけでも飽きません。
筒状になった布を腰に巻いているシンプルなものですが、ブラウスの色との組合せがお洒落のポイントのようです。
腰に巻いた後、余った布をお腹の前で結んでいるのが男性用、腰の横に折り込んで留めるのが女性用です。
ミャンマーのお化粧にも魅了される!
もう一つミャンマーの特徴として「タナカ」という天然の木から採れた化粧品があります。色は主に黄土色や白色っぽいものあり、丁度白粉(おしろい)の様なもの。
化粧としてだけでなく、日焼け止めとしての効果もあり、これを塗った女性を街で見かけると、何とも言えない異国情緒があり、魅力を感じます。
インヤー湖
ヤンゴン郊外に、静寂に包まれた緑豊かな森の中にある「インヤー湖」という人々の憩いの場となっている湖があります。
湖の周りには遊歩道もあり地元の人々が散策したり、恋人達のデートスポットともなっています。
市内の喧騒から逃れ、のんびりとしたい時にはピッタリのスポットです。
昼間のインヤー湖も良いですが、黄昏時の静かに夕日が落ちていく様子を見ていると旅先でのノスタルジックな気分なります。
バガン遺跡
ヤンゴンから1時間ちょっとのフライトでバガンの街に着きます。
この街の郊外には約40kmにも渡り広がる平野に考古学的にも貴重な「バガン遺跡群」があります。
数千ものパゴダや寺院が、遥か地平線まで広がって立ち並ぶ荘厳な姿を見ると、これを建設した人々の努力や、篤い熱心な信仰心に畏敬の念を抱きます。
このバガン遺跡群を気球に乗って上空から眺めるアクティビティーが人気があり、おすすめです。
まだ夜があける直前の朝もやの中を気球がふわりと音もなく上がっていく感じは、まだ夢の中にいる様で現実感がなく、何とも不思議な感じです。
やがて徐々に東の空から上がってくる朝日の光を浴びて、バガン遺跡のパゴタや寺院が朝もやの中に現れてくる景色は、まさに息を呑むような美しさです。
グエサウン・ビーチ
グエサウン・ビーチはヤンゴンから真西の場所にあり、ベンガル湾に面した白砂の美しい静かなビーチです。
砂浜の後ろにはココヤシの木々が長く続き、海の色はコバルトブルーに輝き、波の音以外は、風の音を聞くばかりです。
そしてこのような砂浜のビーチが延々と14kmも続く、南東アジアで最も長い砂浜です。
ボージョーアウンサン・マーケット
ボージョーアウンサン・マーケットは、ヤンゴンの街にある巨大マーケットです。
内部には1600以上の店があり、宝石やアクセサリー、竹・籐製品の民芸品、民族衣装のロンジー(巻きスカート)、Tシャツ、生活用品など、生鮮食品を除くありとあらゆる物が揃っており、お土産探しにもピッタリです。
買い物や見て歩くのに疲れたら、喫茶、フードコーナーもあるので、休憩がてら利用してみましょう。
館内にはATMやWifi-Freeもありますよ。
ヤンゴンでのナイトライフ
ヤンゴンのナイトライフでお酒を楽しみたい場合は、高層のサクラ・タワーのルーフトップバー「ヤンゴン・ヤンゴン」に行くと、ドリンク片手にヤンゴンの素晴らしい夜景が堪能できます。
ナイトライフで女性と仲良くなりたい場合は、ディスコやステージが併設されたクラブへ行くのが一般的になっています。何事も交渉次第で可能となります。
まとめ
現在急速に発展しているミャンマーは、若く活気に溢れた国で、見るべき所も沢山ある人気の観光スポットです。また訪れる人の中でもリピーターが多いことでも知られ、一度訪れるとこの国の魅力に取り憑かれるようです。そんなミャンマーに訪れて、実際にその魅力を実感してみてください。