セブ島は気候も温暖で過ごしやすく、日本からも4~5時間で行けることから人気の観光スポットとなっており、ここに長期で滞在してみたいという人が増えています。
今回は、セブ島で賃貸物件を探す方法や注意点などについてご紹介していきます。
1. セブ島で賃貸物件を探す方法
①日系エージェントがいる不動産屋を利用する
英語の書類や契約書などの相談にものってくれますし、何かあったときに言葉の問題がないので安心です。
以下の2つのサイトがおすすめです。
http://cebupot.com/
http://jp.celestate.com/
②不動産ブローカーに聞いてみる
フィリピンには数多くの不動産ブローカーがいますので、もしフィリピン人の知人がいる場合、ブローカーを紹介してもらいましょう。
ブローカーに物件を紹介してもらい入居契約した場合は、ブローカーにはオーナーが家賃の1ヶ月分を支払いますので、借り手から手数料など払う必要はありません。
③セブ島に住んでいる日本人に聞いてみる
セブ島に長く住んでいる日本人に聞いてみましょう。
不動産関連の情報以外にも現地の生活の仕方などのアドバイスが貰えますよ。
2. 日本人が好む住宅エリアは?
セブで日本人が住む場所として多く選ばれているのが市街の「ITパーク」を中心としたその周辺のエリアです。この地域は市内でも比較的安全と言われている場所で、買い物などのアクセスも便利なのがその理由となっています。
もしセブに初めて住む場合は、このエリアの物件を探すことをおすすめします。
3. セブで賃貸物件にはいくつかのタイプがありますので、選ぶ時に考慮しましょう。
フルファーニッシュ : 家具付
外国人向けのコンドミニアムはフルファーニッシュタイプの物件が多いです。
食器や台所用品なども付いているので、何も買わずにすぐ生活ができ便利ですのでおすすめです。
家賃は場所にもよりますが、大体
スタジオタイプ 2万5千ペソ~3万ペソ前後
1ベッドルーム 3万ペソ~3万5千前後
2ベッドルーム 3万5千ペソ~4万前後、またエリアによりそれ以上です。
セミファーニッシュ : ベッド、エアコンなど基本的な生活用品が付いている
ノーファーニッシュ : 家具なし
など3つのスタイルがありますので、ご自分の予算、用途などに合った物件を選びましょう。
4. 賃貸のタイプ別のポイント!
賃貸の物件を大きくタイプ別に分けますと、タウンハウス系、コンドミニアム、一軒家などの物件があります。
またセブの市街でもビジネス街、モールの回り、ITパークなどの周辺は比較的安全な場所と言われていますので、物件探しの時は現地の情報を集めて安全なエリアかどうかもチェックしましょう。
タウンハウスは2階建の住居を横に並べたアパートメントと呼ばれるタイプです。一般的に広くて安いですが、セキュリティ面で不安が残ります。
家賃はニエアコンとベッドなど家具の基本部分が付いた、セミファーニッシュタイプで場所にもよりますが大体、
2.5万ペソから 4万ペソ位です。
コンドミニアムにはほとんど24時間ガードマンがいますので安全ですし、ジムやプールがついているところも多いです。
セブ島で来て大人数で住む場合など一軒家を借りることも可能ですが、治安の良い地域でガードマン付きなどのセキュリティに問題のない家を借りることをおすすめします。
5. 賃貸物件の契約
物件が決まりましたら、契約の手続きに進みます。物件が空いていれば契約後すぐに入居が可能です。
①契約に必要な物は?
借りる物件にもよりますが、基本的には身分証(パスポート)と現金があれば問題ないでしょう。
後は契約に必要な書類などはオーナー側で用意されます。
保証人・担保などは必要ありません。 但し契約時にデポジット(保証金と呼ばれ日本の敷金に相当)を払います。
②契約期間は?
基本は6か月以上が大半です。(場所によって3ヶ月の物件もありますが、数はかなり少ないです)。
尚、契約期間が長いほど割引してくれるオーナーが多いので事前に交渉してみましょう。
③支払い形態は?
基本的に家賃1ヶ月分と、デポジット(保証金と呼ばれ日本の敷金に相当)家賃2ヶ月分の支払いが必要です。
デポジットは契約終了時に物件に特に損傷が無ければ戻ってきます。
④諸費用
物件によってはセキュリティデポジットなどの費用がかかる場合もありますので、事前に費用関連を充分確認しておきましょう。