ミャンマー初のユネスコ世界遺産に圧倒される!オススメ観光地ピイの魅力に迫る!

ミャンマー初のユネスコ世界遺産に圧倒される!オススメ観光地ピイの魅力に迫る!

古代のロマンを感じる旅をしたいなーと思っていろいろ調べていたら、ミャンマーのピイという、初めて聞く地名を見つけました。場所を調べたら、ユネスコの世界遺産に登録されている遺跡がある! しかし、とーっても不便そうなところなんです。
それが逆に探検気分を掻き立てられ、古代謎解きの旅に行ってきました!

謎に包まれたピイ(PYAY)

ミャンマー初のユネスコ世界遺産に圧倒される!オススメ観光地ピイの魅力に迫る!

ミャンマーは黄金の国ともアジアで残された最後の楽園ともいわれ、投資先としてだけでなく、最近は観光地としても人気です。しかし、「ピイ」はまだそれほど有名ではありませんよね。書き方もピイだけでなく、ピーだったりピィだったりまちまち。
果たしてどのような場所なのでしょう?

ピイはどこにある?

ピイはミャンマーの中部にある都市。街といった方がいい規模でしょうか。「ヤンゴン」から北に約260キロ行ったところにあります。これは東京から浜松の距離です。同程度の距離を北に行くとパガン王朝の遺跡で有名な「バガン」があります。
大きな河川の「イラワジ川」(エーヤワディー川)沿いにあり、南北を二つの大きな街に挟まれている交通の要所。人口は25万人程度と決して大きいといえない街ですが、実は魅力と謎に包まれた場所なんです。

2世紀からあるピイ

この街ができたのはとても古くて、2世紀ころともいわれてます。2度にわたるイギリスとの戦争で1853年にイギリス領となって、その後火事で道路しか残らなくなったり、日本軍が占領したり、イギリスが奪い返したり、とても深い歴史があるんです。
そして、ピイには古代遺跡があり、ミャンマーで最初に世界遺産として登録されました。
遺跡ウォッチャーとして行かずにはいられません!

ピイまでの交通は?

ミャンマー初のユネスコ世界遺産に圧倒される!オススメ観光地ピイの魅力に迫る!

日本からピイに行くには、全日空の直行便で成田からまずヤンゴンに飛ぶのがオススメ。飛行時間は7時間前後です。
ヤンゴンからは陸路で移動。バスか鉄道の選択肢があります。8時間の鉄道の旅もイイと思ったのですが、時間通り出なかったり、混んでることが多いと聞いて、6時間のバスにしました。
バスはヤンゴンから北にあるバスターミナルから出ます。いくつかの会社がチケットを売っていますが、私は英語のサイトから予約をしました。
バスターミナルはとにかく人が多く、バスを探すのも大変なので、余裕をもっての行動がオススメですよ。

アング・ミンガラー・ハイウェイ・バス・ステーション(Aung Mingalar Highway Bus Station)
住所: North Okkalapa, Yangon
所要時間: 6時間
料金: 5,000チャット前後
本数: 日中1時間に1本
ミャンマーバスURL: https://myanmarbusticket.com/

ピイ観光の移動は?

ピイの街中の移動は徒歩で十分でしょう。サイカーという、自転車にサイドカーがついた乗り物の運転手が客引きをしてきますが、必要なければ断りましょう。
中心から10キロちょっとの場所にある世界遺産や観光スポットに行く場合は、バイクタクシー(バイクの後ろに乗る)を利用したり、ジープをチャーターするのがオススメです。

ミャンマーの3大仏塔!

ピイの中心に近い場所にある観光スポットが「シュエサンドー・パヤー」。実は同じ名前のスポットがバガンやトゥワンテをはじめ、ミャンマーの他の街にもあります。ピイのシュエサンドー・パヤーはアミューズメント感満載の楽しいお寺なんです!

仏の髪がまつられた塔

シュエサンドーは仏の髪、金色の遺髪という意味だそうです。ちなみにパヤーとパゴダは同じ意味で、仏塔を意味する言葉。
ピイのシュエサンドー・パヤーはミャンマー3大仏塔の一つなんだそうです。寺院は丘の上にあるのですが、階段で登らなくてもエレベーターがあります!
寺院の敷地内は靴を脱いで裸足になる必要がありますが、それがまた神聖な気持ちにしてくれます。

夕陽に光る黄金の塔

上ってみると、とにかく金、金、金! 高さ30メートルを超える黄金の仏塔は荘厳で圧倒されます。
丘の上にある寺院からは、大きな大仏とご対面できたり、ピイの市内を見渡すことができます。境内には様々な格好をした仏像があり、中には寝そべっている仏様も。
夕方に行ったのですが、仏塔に夕陽があたって影をつくってとてもキレイ。イラワジ川の先の山々に沈んでいく太陽が街を赤く染める景色は、仏様ありがとうという気持ちに!
帰りは屋根付きの階段を下りたのですが、お土産屋が並び、お店の子供たちがキラキラした目で笑ってくる、とても楽しい参道でした。

シュエサンドー・パヤー(Shwesandaw Paya)
住所: 2, Pyay
見学時間: 午前5時 – 午後9時
料金: 5,000チャット(観光客のみ)

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夕食はローカル屋台へ!

ミャンマー初のユネスコ世界遺産に圧倒される!オススメ観光地ピイの魅力に迫る!

美しい夕陽を見た後はお腹が空いてきました。ピイでの食事のオススメは何でしょう?
日本人の方が営んでいる日本食レストランや、ミャンマー人が出す韓国料理店が人気のようですが、ここはやはりローカル食と行きたいところ。ただメニューが読めないので、どんな料理が出てくるかわからず、ちょっと苦労しそう。
そんな時にぴったりなマーケットがあるんです!

夜だけのマーケット

ミャンマー初のユネスコ世界遺産に圧倒される!オススメ観光地ピイの魅力に迫る!

夜になると屋台が並ぶ「ナイトマーケット」。ピイの駅前のロータリー、アウンサン将軍が馬にまたがった金の像が目印。そこから川に延びるオールド・ポスト・オフィス・ロード沿いです。
先に述べたビビンバやキムチラーメンなどの韓国料理が食べられるグランドマカフェ」もこの通り沿いにありますよ。

グランドマカフェ(Grandma Café)
住所: Old Post Office Road, Pyay

大満足なローカルB級グルメ

このナイトマーケットはローカルB級グルメの宝庫! メニューが読めなくても、言葉が通じなくても、作っている姿や材料が見えるから安心! 身振り手振りで注文できます。ちょっと失礼して他の人が食べているのを指さしてオーダーなんてことも(笑)
お肉を茹でてソースをつけて食べるシンプルなものや、様々な麺類も。やきとりと書かれた屋台でコロッケを売ってる人もいました。
全体的にくどくない味付けで日本人の口にも合い、結構イケますよ!

スリクシェトラ世界遺産の魅力は?

ピイの街を訪れる大きな理由は世界遺産の「シュリクシェトラ遺跡群」。ミャンマー仏教聖地のバガンを押しのけるとは! 期待に胸が膨らみます。ピイの中心から東に約9キロ、バイクタクシーにまたがって、古代の謎解きに行ってきました!

東南アジアで最も古い城壁都市

2014年に世界遺産に認定されたシュリクシェトラ遺跡群は、紀元前200年から1100年ほど栄えたく「ピュー族」。民族が作ったミャンマーの最初の国家の跡なんです。2世紀ころ作られたといわれるこの都市は、東南アジアで最も早くできた最大の城壁都市。
しかしこのピュー族は、情報があまり残されていないミステリアスな民族らしいんです。その後1057年に、ビルマ族率いるパガン王朝が勢力を拡大し南下、この街を壊しちゃったことで謎に包まれたのかもしれません。
このピュー族の王朝を「タイエーキッタヤー(Tharaykhittaya)」と呼ぶんだそうです。古代のサンスクリット語ではそれをスリクシェトラ王朝と呼びます。

圧巻の巨大遺跡や仏塔群

車では城壁内に入れないので、歩くか牛車で移動します。
円形の城壁の中に広がる田園風景はどこかのどかな感じがします。そんななか、遺跡物を前にすると、こんな大事なものが無造作に置いてあってイイの!?って感じ。レンガのかけらのようなものが落ちてると、果たしてコレは何百年、何千年前のものなのだろうかと考えてしまいます。
城壁の外の特に南側には、銃の砲弾のような形をした仏塔が沢山。しかもその大きさに圧倒されます! ミャンマーの仏塔はこのシュリクシェトラ時代に作られた形が基本になっているようなんです。
日本の古墳時代と同じ時期に高さ40メートルを超える巨大な仏塔を作るとはなんとも驚き! こんなすごいものを作るピュー族は果たしてどんな民族だったのか、考えずにはいられません。

モウザ博物館で謎解きを!(Hmawza Museum)

遺跡の中心、王宮跡の前には博物館があります。モウザ村にあることから「モウザ博物館」とも呼ばれています。
ピュー族の謎に迫りたい方はぜひ立ち寄りましょう。

ピュー族の謎に迫る

モウザ博物館には、ピュー族が使った様々な土器や青銅器、壊れた仏塔の一部が展示されています。中には仏教なのにヒンドゥー教にも思えるデザインのものも。
とても精巧にできている銀貨はピューコインと呼ばれている謎のコインなんです。この地を後に征服するパガン王朝では使われなかったようなのですが、なぜかインドシナ半島の全域で発見されてるんですって。一体ピュー族はどこに行ってしまったのでしょう?
遺跡好き歴女や考古学ファンにはたまりません!

ベストシーズンは日本の冬

このモウザ博物館とシュリクシェトラ観光のベストシーズンは11月から5月です。4月から 5月はかなり暑くなるので要注意。6月 – 10月は雨季で地面がぬかるみ、遺跡もドロドロになるので要注意です。

モウザ博物館
正式名称: シュリクシェトラ (タイエーキッタヤー) 考古学博物館/Sri Ksetra (Tharaykhittaya) Archaeological Museum
入館料: 5ドル(5,000チャット)
営業時間: 午前9時30分 – 午後4時30分
休館日: 月曜、祝日

マニア垂涎の観光スポット

ピイ周辺には世界遺産の他にもうひとつ観光スポットがあります。
ピイから南下すること14キロにある「シュエダウン(Shwedawn)」という街。ここにはマニアの間では有名な仏像と、丘の上から大パノラマの景色が名物の寺院があるんです。
シュリクシェトラ同様に主な交通手段が無いので、バイクタクシーかジープをチャーターすることになりますが、ここまで来たら行ってみましょう!

 

眼の病気を治す仏様

眼の病気を治す仏様「シュエミェッマン・パヤー(Shwemyethman Paya)」が仏像マニアに人気なのは、本堂にある眼鏡をかけた、どこかユーモラスな大仏様のため。
最初から眼鏡をかけていたのかと思いきや、興味をひくようにあとから足されたものだとか。それが人々の興味を引き、眼の病気を治すと信仰されたんですって。入り口には不要になった眼鏡が沢山保管されています。ホントなの~って突っ込みたくなる気持ちを抑え、熱心に拝んでいる人の横で私も手を合わせました。信じる者は救われる、です。

360度の大パノラマ寺院

「シュエナッタン・パヤー(Shwenattaung Paya)」はさらに20分ほど南下した場所にあります。
こんな田舎に本当にあるのって感じの道を進んでいくと、丘の上にある立派な仏塔が見えてきます。ピイの中心にあるシュエサンドー・パヤー同様にエレベーターが付いていましたが、動いていませんでした。丘の上の本堂を目指して靴を脱いで階段を上ります。すると、ここにも黄金の見事な仏塔が! 蛇やカエルも祀られていてココもどこかユーモラス。周辺は見渡す限りの田園地帯。
スリクシェトラ時代に建てられたかなり古い寺院のようなのですが、何もないこの場所に何のために建てたのか、360度広がる風景を眺めながら、古代に思いを寄せました。

楽々パッケージツアーもあります!

このシュエダウンへはバイクタクシーを利用したのですが、途中舗装されていない道を通るスリリングな移動でした。シュリクシェトラの遺跡群観光も交通は一苦労。言葉がなかなか通じないので不安なこともありました。終わってみたら達成感でいい思い出ですが……。
少ない観光客の中に日本人とすれ違ったので聞いてみたところ、ヤンゴンからバスでの往復や、ピイでの宿泊含め、主要な観光がすべてパッケージになっているオプショナルツアーがあるらしいんです。人数が2名以上で割引も! 短時間で目一杯楽しみたい方はそれもオススメですね。

【ベルトラ】
ミャンマー史上初登録の世界遺産を見に行こう!

古代ロマンを感じるピイの世界遺産の旅はワクワク満載!

ヤンゴンから6時間かけてたどり着いたピイは秘境ともいえる街。とてものどかで、昔の日本の田舎にタイムスリップしたような、どこか懐かしい雰囲気でした。
そんな中にも、巨大な仏塔や貴重な遺跡がわんさか。黄金のお寺にどこかユーモラスな大仏が温かい思いにさせてくれます。
熱心に信仰する地元の人々を見ると、観光客が少ないだけに、貴重で大事なモノを見せてもらいにお邪魔しましたっていう気持ちに。
東南アジアで一番古くに栄えたピイ。
世界遺産の謎解き旅行はワクワク感満載でした!

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