一度は訪れたい都市!古代に起源を持つイタリア『モデナ』の世界遺産に息を飲む!

みなさんはイタリアにあるモデナという街を知っていますか?イタリアと言えばローマ、ミラノが人気でそれ以外は観光地がないなどと思っている人がいたら私は損をしてると思います。

せっかくイタリアに旅行に来たのであれば、今回ご紹介する『モデナ』に是非足を運んでみてください。古い歴史、綺麗な町並みを体で感じた、この私の実体験を元に書き進んでいきますので是非最後まで見ていってください。
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モデナってどんなところ?どんな魅力が?

私がここまでモデナはいいところとみなさんにオススメしたいのには理由がたくさんあります。全てお話すると長くなるので要点をまとめてご紹介していこうと思います。

モデナはとても歴史のある街

モデナの歴史は古代ローマ時代、紀元前までにもさかのぼります。紀元前183年にはローマの殖民都市であり、その時代ではMutina(ムティナ)と呼ばれていたそうです。

その地域をエミリア街道に沿ってエトルリア人が建設したのがモデナの起源となっていて、幾度と支配下が変わる反乱などがあったりしたのですが、1859年にモデナはイタリア王国に編入されたのです。

その歴史ある町並みが今でも残っていて、情緒ある落ち着いた雰囲気が観光客にも人気だそうです。私も実際に行ってみてとても落ち着く印象を持ちました。

モデナには世界遺産が3つもある

モデナを観光するにあたって絶対に外せないのがユネスコの世界遺産にも登録されている「モデナ大聖堂」「ギルランディーナの塔」「グランデ広場」の3つです!(この3つの詳細は後で書いているので読み進んでいってくださいね)

この3箇所は全て隣接されている為、時間を掛けて移動する必要もなく見ることができます。

観光客もいますが、モデナの街は基本的にゆっくり観光することができます。この世界遺産に認定されている3箇所もゆったりまわることができるのでモデナに行く際は絶対に行くことをオススメしますよ。

モデナでフェラーリは誕生?


みなさんもご存知、高級車であるフェラーリですが、その創始者エンツォ・フェラーリが生まれた街がこのモデナなのです。そのモデナには「フェラーリミュージアム」という博物館もあります。ファンの人は多いと思うので気になる人は訪れてみてはいかがでしょうか。

住所:Via Paolo Ferrari, 85, 41121 Modena MO, Italy
入場料:15ユーロ
開館時間:9:30~18:00
公式サイト:https://musei.ferrari.com/en/modena

モデナってどこにある?

モデナはイタリアのどのあたりにあるのか、どういう行き方をするのかをここでは見ていこうと思います。

モデナはイタリアのどのへんにあるの?

わかりやすいかはわからないですが、イタリアの有名な都市であるローマとミラノがわかるように地図で見てみるとモデナはここに位置します。

モデナの人口は15万人と少なく、場所はミラノとボローニャの間に位置し、ボローニャからは40キロ程のところにあります。隣接する地域はマントヴァ(ロンバルディア州)、フェラーラ、ボローニャ、ピストイア、ルッカ、レッジョ・エミリアがあります。

モデナへの行き方とは?

モデナへの行き方は、40キロ程離れているボローニャからが基本となっています。まずは飛行機を乗り継ぎボローニャのマルコーニ空港へ、その後ボローニャ中央駅へ向かう為にシャトルバスを利用します。

ボローニャ中央駅に着いたら、目的地であるモデナに向かうのですが、その際は国鉄を利用します。これで無事にモデナ駅にたどり着くことができます。

空港シャトルバスの詳細

空港からボローニャ中央駅までのシャトルバスは早朝5:30~0:15まで運行しているので事前に時間をチェックして、必要であれば予約しておくのも良いと思います。

時間にして30分程で移動ができるのでボローニャ中央駅への移動はシャトルバスを利用しましょう。以下が詳細です。

空港シャトルバス「Tper」
チケット購入場所:Piazza Medaglie d’Oro – 40121 Bologna – Italy
電話番号:051-290290
料金:片道6ユーロ
公式サイト:http://aerobus.bo.it/

ボローニャ中央駅からモデナ駅までの国鉄の詳細

モデナ駅までの移動手段は国鉄を利用します。所要時間はこちらも30分程、時刻表などを調べておくと便利でしょう。

TRENITARIA
料金:約6.4ユーロ(1等)、約3.8ユーロ(2等)
公式サイト:http://www.trenitalia.com/

モデナ大聖堂

ユネスコの世界遺産にも登録されている「モデナ大聖堂」、モデナの街は小さいので徒歩で観光ができます。駅から15分程でモデナ大聖堂に到着、モデナのシンボル的な存在のこの教会は観光客も多く、撮影スポットとなっていました。

モデナ大聖堂は誰が作ったの?

かつてモデナ大聖堂の場所には2つの教会があったそうです。どちらも破壊されてしまい、現存するモデナ大聖堂の建設が始まったのは12世紀頃で、建築家のランフランコが指揮を取ったそうです。

そのランフランコと彫刻家のヴィリジェルモが手掛け、偉大な芸術家のコラボレーションを見たく多くの観光客が足を運ぶというわけです。

コアなファンの中では、12世紀初期ロマネスク時代を代表する傑作!ロマネスク様式とゴシック様式の融合した傑作!とまでも言われているそうですよ。

いたるところのデザインが綺麗


上の画像でもあるように、正面のゴシック建築ならではのバラ窓がとても美しいのです。正面入り口には一対のライオンの像が出迎えてくれて、中に入るとロマネスク様式らしい少し暗めの照明で威厳さえも感じます。

正面もそうですが、教会内にもモチーフの装飾や彫像などがありどれも綺麗で美しいものでした。教会内を堪能してから外に出て気付いたのですが、外壁に聖書の世界が彫刻で描かれていて、日本人でも内容がわかるようになってました。

外観も内観も基本的にシンプルな教会なのですが、そのシックな感じがオシャレだと思いますし、何より一つ一つのデザインが凝った作りになっていて初めて見る人でも楽しめる場所だと思いました。

ギルランディーナの塔

ギルランディーナの塔はモデナ大聖堂に隣接している鐘楼で、高さは約86メートル、「市民の塔(トッレ・チヴィカ)」という名前でこちらも世界遺産に登録されています。

鐘楼として中世ローマ時代では市民の生活のリズムを整える役割をしていたのでこの名前になったとされています。モデナ大聖堂同様、モデナのシンボル、ランドマークとなっているそうです。

ギルランディーナの塔は元々5階建てだった?

モデナ大聖堂と同じく、建築家のランフランコが設計した言われているギルランディーナの塔は当初5階建てでしたが、隣りの街であるボローニャの塔と張り合おうと考えた結果八角形の6階の部分と尖塔を付け加えることにしたそうです。

その結果、塔の1~5階はロマネスク様式、6階と尖塔の新しく付け加えた部分はゴシック様式というこれもまたモデナ大聖堂と同じく二つの楽しみ方ができる塔となったのです。

白い外観で細かな模様が刻まれているギルランディーナの塔は観光客はもちろん地元の人たちからも愛されているのです。

ギルランディーナの塔も傾いている!?

傾いている塔として有名で誰もが知っているのが「ピサの斜塔」。そのピサの斜塔と同じく、ギルランディーナの塔も少し傾いているのです。

約86メートルのギルランディーナは尖塔部分が約37メートルあるそうで、中を登っているときは傾いていることは全く感じなかったのですが、実際にモデナにも傾いている斜塔があった、とその理由からも観光客が増えているそうです。

ちなみにギルランディーナの塔は土日しか登れず、期間も4月~10月の間だけだそうです。登っているときは風通しもよく気持ちが良いので、モデナに行こうと考えている方は是非塔の中に入って登ってみて欲しいです。

グランデ広場

グランデ広場、またの名を「Piazza Grande(ピアッツァ・グランデ)」は、12世紀にモデナ大聖堂前に建造されたモデナの歴史を物語っている広場のことを言います。冒頭で説明した通り、このグランデ広場もユネスコの世界遺産に登録されています。

広場とは言われていますが野球場1個分くらいの大きさで実際はそんなに大きくありません。中世の広場はもっと小さいのが普通だったため、この名前は未だに残っているそうですよ。

歴史ある建造物に囲まれた偉大な広場

グランデ広場はモデナの中心にあり、広場自体が歴史ある場所でもあるのですが、東西南北に「市庁舎」「旧大司教館」「大聖堂博物館」「旧裁判所」という観光スポットに囲まれている広場なのです。

その為にグランデ広場には写真を撮影している人がたくさんいて、私が訪れたときはとても賑わっていました。

リンガドーラの石?


11世紀頃に建てられたとされている市庁舎、15世紀に建てられた時計塔を眺めながら歩みを進めていると何やら大きな石が置かれていました。

グランデ広場の北東側、市庁舎への階段の手前あたりにあるこの石は「リンガドーラの石」という物で、ヴェローナの赤い大理石らしくこの石の前で集会、刑の執行が行われていたそうです。

とても興味深いこの石は13世紀からのものらしく、何度か場所は変わったものの1936年に元のあったこの場所へと戻ってきて現在でもこういったかたちで飾られているそうです。

お土産にはやっぱりバルサミコ酢

みなさんも名前は聞いたことがあると思いますが、このバルサミコ酢で有名なのがモデナです。オリーブオイルととても相性が良く、イタリア料理では多く使われているバルサミコ酢ですが日本ではあまり使われていない印象ですよね。

せっかく古い歴史のあるモデナに来て、そのモデナで有名なバルサミコ酢に出会えたのであれば是非お土産として買っていきましょう。

バルサミコ酢って実際どんなものなの?

バルサミコ酢はぶどうを原料としていて、イタリアのモデナ、エミリアというところが原産の果実酢の一種です。果実酢ではワインビネガーやリンゴ酢などもありますがその仲間ということです。

モデナのバルサミコ酢はどれだけ凄いの?

イタリアのモデナとエミリアが産地としてあげられるこのバルサミコ酢ですが、バルサミコ酢自体にも「伝統のあるバルサミコ酢」と「普通のバルサミコ酢」があります。

私たちがスーパーなどで見かけるものは「普通のバルサミコ酢」で伝統のあるものは見かけることもないのですが、「伝統のあるバルサミコ酢」の場合、内容量も100ミリリットルくらいと少ない、熟成期間も長いので(長いものは50年も熟成させている)価格も高いものだと5万円近くもするそうです。

伝統のあるバルサミコ酢の場合、内容量、熟成期間、価格全てにおいて一流ということなのです。

バルサミコ酢は貴族のステータス?

これもまたモデナの歴史に関係してくることなのですが、バルサミコ酢は11世紀の初頭にボニファチョ伯爵という人が作り始めたのが最初とされています。

モデナの主に貴族、上流階級にとってはバルサミコ酢の熟成室を持つことがステータスとなっていたそうです。つまりは元々バルサミコ酢はお金持ちの人が好んで使用していたそうなのです。

モデナで一番有名で人気のバルサミコ酢とは?

モデナ産のバルサミコ酢のリーダーとしても有名でとても人気のある『Mazzetti(マツェッティ)』。このマツェッティは、品質の追求と気品のある姿勢というのをモットーに作られていて古い歴史があることでも有名です。

とても高級なもの、スーパーでも買える安価なものもあるのでお土産にもとても人気があると現地の人からもオススメされました。もし行かれた際に見かけたら旅行の帰りにお土産として買ってみてはいかがでしょうか。

歴史あるモデナで有意義な時間を…

これだけの歴史があり、居心地も最高なモデナ。紹介していた私ももう一度訪れてみたい気持ちになってしまいました。イタリアという国自体歴史のある場所ではありますが、有名な都市でなくてもこれだけ素晴らしい世界遺産に登録されている建造物、場所があるんです。

モデナはとても落ち着いている過ごしやすいところなので、是非みなさんも一度訪れて、その居心地の良さと雰囲気を体感して欲しいです。

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