お土産選びでいつも迷ってしまう……そんな方はいませんか?送る相手のことを考えながらお土産を選んでいる時間も旅の醍醐味ですよね。
フランスの魅力を伝えやすい、フランスの思い出がぎっしり詰まったお土産を選びたい方のために、今回はフランスに行ったときに喜んでもらえたお土産をいくつか紹介したいと思います!
フラゴナールの『香水』
全国に店舗があり、日本にも店舗があるほど有名で大人気のフラゴナールの香水です!パリには2店舗ありそこは香水美術館も入っています。
フラゴナールの美術館は19世紀の邸宅の中にあり、約3000年の歴史や素晴らしい技術だとわかる多くのコレクションを見ることが出来ます。他にも、フラゴナール社秘蔵の香水瓶や蒸留装置などの貴重なオブジェも見ることが出来ました。
美術館の中は無料で見ることが出来て、10ヶ国語以上のガイダンスつきのツアーも行っております。美術館を回った後は、伝統的な製造方法で作られた香水などを恒常価格で購入できるブティックでお土産を選んでみましょう!
香水のほかにも石鹸やオードトワレなどもありました。工場価格なので日本はもちろんパリのお土産ショップよりもお手ごろな価格で購入することが出来ますよ!
英名:Fragonard (Le Musee du Parfum)
住所:9 Rue Scribe 75009 Paris
ジャック・デュナンの『チョコレート』
チョコレート好きで知らない人はいないとまで言われているジャック・デュナンフォンダンショコラ。日本では買うことがめったに出来ないのでパリに行くときは必ずかったり、このためにパリに行くという方も居るほどでした。
2008年にパリのマレ地区にオープンしたショコラトリーで、ショップはもちろん、カフェや製作所も入っており、その製作所で毎日ジャックジュナンさんが作っているのです。
ジャックジュナンさんは『自分は田舎者の職人だから手仕事にこだわって美味しいものを届けたいんだ』と語っているそうです。
そんなジャックジュナンさんが作ったチョコレートを自分にも友人にも家族にもどんな方にお土産で渡しても喜ばれると思います。
住所:133 rue turenne 75003 Paris
アクセス:メトロ「République」駅 「Fille du Calvaire」駅
マルセイユ『石鹸』
17世紀にフランスのルイ14世が定めた厳しい製造基準を守りながら伝統職人により手作りのみで作られている石鹸です。天然オリーブオイルとパームオイル、地中海の海水とマルセイユ塩とアルカリ性海藻の灰から出来ています。
フランスの家庭には必ず1つは置いてあり、1度使ったら他のものは使えないといわれるほど。洗浄力が非常に高く、汚れ具合によって濃度を変えればなんにでも使える石鹸ということで大人気なのです!
ショップには様々な種類があり、スタンダードなものもあれば、マルセイユ石鹸のベースに様々な花・果実などの香りや、アルガンオイル・シアバター・ロバミルクなどの成分を添加した石鹸を好みで選べます。
お値段は、ひとつ3.8ユーロからと安価でまとめて買うとさらにお得になります。石鹸以外にも、石鹸を置くためのプレートやラベンダー、 男性用のコスメもあり見に行くだけでもとても楽しいショップです。
ちなみに、日本で買うと3倍以上の値段になるのでぜひ本場のショップでお土産に買ってみましょう!
英名:The Marseille Soap House
住所:17 Rue de la Verrerie、75004パリ、フランス
電話番号:+33 1 42 71 40 21
ゲランド・カマルグの『塩』
フランスのブルタ-ニュ半島のゲランド塩と南フランスの自然海塩カマルグ塩が有名なのでこちらもお土産であげるととても喜ばれます。
ゲランド塩は機械をほとんど使わずに塩職人の手で伝統的名製造方法で今でも作られています。添加物なども一切入ってなく、マグネシウムやカルシウムなどのミネラルが豊富に含まれています。
グランド塩は特に温野菜とても合い、蒸したり茹でたりしたブロッコリーや焼いたり蒸したカボチャ焼いたキノコ類などにゲラントの塩をパラッとかけて食べると絶品です!
カマグル塩は『塩の真珠』とも言われており、カマグルの塩田で海水を蒸発させてこちらも伝統的な手作業で採取する自然海塩です。
そして、こちらも添加物がまったく入っていない100%天然海塩で、新陳代謝や自然治癒力を高めてくれる天然の微量ミネラルのオリゴエレメントが豊富に含まれています。
うまみがぎゅっと詰まったお塩で、我が家はこのお塩以外使えなくなりました!どちらもフランスのスーパーなどで売っているそうで、これらも日本で買うと3倍ほどするそうなので現地で買うことをおススメします!
ボルディエの『バター』
ブルターニュ地方で手練り製法で作られており、絞りたてのミルクのような濃厚な風味・味わいのボルティエバターです。
ボルティエは風味が強いので、パンに合うということでフランスの3つ星レストランや一流ホテルでも使われたり、世界各国の方に愛されています。
そして、普通のバターはもちろんですがボルディエバターは種類が多くあり『海藻・トウガラシ・ガーリック&ハーブ・レモン&オリーブオイル・ゆず』と種類豊富で飽きることはないでしょう!
日本のスーパーを探せばボルティエバターもありますが、関税のためひとつ2,000円もする超高級品となってしまうのですが、パリでは300円ほどの価格で購入することが出来ます!
では、お土産としてどこに行けば手に入るのか気になると思いますが、百貨店でもスーパーでも基本的には手に入ると思います。
品揃えの多さだと百貨店のほうが多いですが、パリの大手スーパーであるモノリブのほうが安価で買うことが出来ますよ!ですが、大型店舗でないと売り切れの可能性があるので大手スーパーに行くことをおススメします。
<百貨店の食品売り場>
ル・ボン・マルシェ・リーブ・ゴーシュ(LE BON MARCHÉ RIVE GAUCHE)
最寄り駅:メトロ10番・12番線のセーヴル=バビロヌ駅から徒歩2分
住所:24, rue de Sèvres 75007 Paris
<大手スーパーの例>
モノプリ(MONOPRIX)FONTAINE店
最寄り駅:メトロ2番線のブランシュ駅から徒歩1分
住所:52 Rud De Fontaine Paris 75009
紙のお香『パピエ ダルメニー』
約130年もの歴史を持つパピエ・ダルメニーを直訳すると『アルメニアの紙』という意味で、簡単に言うと紙のお香です。1885年から今もずっと変わらない手法でパリ近郊の工房で作られています。
パピエ・ダルメニーは芳香性はもちろん、消臭効果や殺菌効果もあると言うことで傷の殺菌や去痰薬として、喘息や咳、声の掠れの治療などにも使われるそうです。
使い方も簡単で、点線に沿ってパリエ・ダルメニーを1枚切り取りアコーディオンの様にして置き、その端に火をつけて燃えたらすぐ消し耐熱皿の上においておきます。
パリエ・ダルメニーはだいたい500円ほどで買うことができ、1つで32枚あるので32回分と考えたらお買い得ですよね!バニラっぽい香りで歴史もあることから、男性に喜んでもらえるお土産かと思います。
英名:Papier d’Arménie パピエ・ダルメニー
アクセス:地下鉄ポルト・ドルレアン駅から徒歩約20分
本場の『アンティーク雑貨』
フランスのアンティーク雑貨は日本にも専門店がいくつもあるほど人気ですよね。そんな本場のアンティーク雑貨をお土産で渡すと喜ばれます!
そんなアンティーク雑貨を探すなら蚤の市がおススメです。パリの郊外で開かれるクリニャンクール蚤の市とヴァンヴ蚤の市には骨董品はもちろん、洋服や絵画やアクセサリーなど多くの種類の雑貨が出品されています。
すでに欲しいものが決まっている場合は専門店で見つけることをおススメします。ボタンだけの専門店や買い物袋だけの専門店など、専門的なお店がたくさんあり品揃えはとても豊富でした。
マーケット特有の値段交渉も応じてくれることが多く、商品を指で指し安くしてほしいことを伝えれば割引価格を教えてくれることも多々あります。
蚤の市は午前中ということで12時に近づくと店じまいを始めるところもあるので早めに行くと多くの商品を見ることが出来ます!ですが、閉店間際には安くしてくれる可能性が一気に上がるのでおススメです。
開催日時 : 土曜〜日曜日の午前中
開催場所 : Avenue Georges Lafenestre 75014 Paris
アクセス : メトロのポルト・ドゥ・ヴァンヴ(Porte de Vanves)駅から徒歩2分
世界三大珍味『トリュフ』
世界三大珍味の1つでダイヤモンドと言われているトリュフですが、そのトリュフはフランスが本場です。そんなトリュフを「ちゃんと食べたい!」と思ったならメゾン・ド・ラ・トリュフをおススメします。
メゾン・ド・ラ・トリュフはパリのグルメ中心地であるマドレーヌ公園とパリの銀座と感じられるシャンゼリゼ通りという、パリで最も華やかな二つの地域に店があり、トリュフ専門店として80年もの歴史を持っています。
そんなメゾン・ド・ラ・トリュフでもお土産を買うことが出来ます。
・プラリネショコラというホワイトチョコにナッツとフリーズドライのトリュフをふんだんに加えた贅沢のチョコレート
・ブリーの間にクリームチーズとトリュフを層になるように挟んだトリュフ入りブリー
・リゾット・パスタ・サラダに一振りで絶品に変化する白トリュフ入りエキストラバージンオイル
・ステーキや煮込み料理に少し入れただけでワンランク上の料理に変身させる黒トリュフ入りエキストラバージンオイル
・タリアテッレというパスタに刻んだ黒トリュフをたっぷり練りこんだパスタこれは、なかなか手に入りません。
・から揚げやアスパラなどをびっくりするほど高級な味に変えてしまうトリュフのマヨネーズ
こんなにお土産の種類があるのです。
私はパスタがおススメで、食べ方も4~5分ほど茹でてバターと粉チーズを絡めるだけで本格的なトリュフパスタが食べられるというお手軽さと、何よりこのパスタは日本ではもちろん本場フランスでもなかなか手に入れることが難しいと言われております。
そんなトリュフ入りパスタをお土産で渡せばで喜んでもらえること間違いないと思います。
英名:MAISON DE LA TRUFFE
住所: 19 Place de la Madeleine, 75008 Paris, France
電話番号: +33 1 42 65 53 22
モノプリの『エコバッグ』
日本のネットショップにも出されるほどかわいくておしゃれと人気のモノプリのエコバックです。
先ほどバターの取り扱い店舗でも紹介したモノリブですが、モノプリとはフランス全土に展開している中級スーパーで、日本でいうイオンのような大型展開をしているスーパーで価格は標準的で食品はもちろんコスメや薬品、衣類なども取り扱っているのです。
そんなモノプリのエコバックはデザインの豊富さに人気の秘密があります。
星やキリンなど面白い遊び心満載のデザインや迷彩や和テイストのシックなものから有名なイラストレーターとコラボしたデザイン、シンプルな無地のデザインと定番のデザインまでいつ見ても種類が豊富なのです。
そして、1つ1ユーロで購入できることで大量買いで多くの人に渡しやすいです。安価で渡しやすくエコバックならさばらないし主婦ならもらっても困らない、更にデザインもかわいくお洒落ということでお土産にも人気なのです。
〈品揃え豊富な店舗〉
モンパルナス店
住所:31 RUE DU DEPART 75014 PARIS
電話番号:014-320-6930
〈観光ついでにいける店舗〉
オペラ店
住所:23 AVENUE DE L’OPERA 75001 PARIS
電話番号:014-261-7808
女の子大好き『マリー・アントワネット雑貨』
フランスの歴史の中で最も人気で有名な人物がマリーアントワネットです。
ルーヴル美術館やヴェルサイユ宮殿では当時のマリーアントワネットの当時の贅沢三昧の生活スタイルを見学できるのですが、そこに併設されているお土産ショップでマリーアントワネットの貴重な公式オリジナル雑貨を買うことが出来るのです。
マリーアントワネットのイメージから作られた雑貨はどれも鮮やかでどれも女の子が好むデザインでお土産で渡せば喜んでもらえること間違いなしです。
種類も多くあり文房具やエコバック、紅茶やキャンディーやチョコレートなどたくさんのレパートリーがあるので選ぶのも楽しそうですね。
ヴェルサイユ宮殿の周りには大きな庭園やバラ色の大理石で作られたグラン・トリアノンやマリーアントワネットが愛したといわれているプティ・トリアノンなど観光なども出来ますし中ではマリーアントワネットがどんな生活をしていたかなど知ることも出来ますよね。
夏場なら庭園の噴水を使ったショーが行われるので時期が合うなら観光も楽しみながらお土産も選べますね!
ヴェルサイユ宮殿
住所:85, Rue de la Paroisse 78000 Versailles
電話番号:01 30 83 78 00
フランスのお土産は魅力的なものがたくさん!
フランスにはヴェルサイユ宮殿やルーブル美術館など歴史的な観光スポットもありますし、ヴィンテージ品が揃うマーケットも行われていたり、料理はスイーツもパスタもどれも絶品です。
そんな魅力たっぷりのフランスをお土産でお友達や家族に伝えるのもひとつの手段。更にフランスのものはお洒落なものが多いのでどんなものをあげても喜ばれること間違いなしです!
観光と一緒にお土産選びも楽しめるフランスに是非足を運んでみてくださいね!