コンビニ等で比較的簡単に買えるようになり、以前と比べ気軽に楽しめるようになってきたワイン。
ワインを深く知るには、それを作っているワイナリーを訪れるのがいいです。ワイナリーでは直接ワインを販売している事も多いです。日本にもワイナリーはありますが、世界のワイナリーは規模が違います。ワイン好きが一度は訪れたいと思うような素敵な世界のワイナリーをご紹介します。
バイオダイナミック農法にこだわる『ガーギッチヒルズ』
「キング・オブ・シャルドネ」と呼ばれるワインが生まれたのがガーギッチヒルズです。
マイク・ガーギッチさんが作ったワイナリーはバイオダイナミック農法でワイン用のブドウを作っています。バイオダイナミック農法とは、殺虫剤、除草剤、化学肥料等を使わずにワインを育てるのに必要なバクテリアを育てるという方法です。
どうしても手間やコストを考えると農薬を使ってしまいがちです。ですがこの方法によって、科学的なものを使わずに自然のバクテリアを使う事でよりナチュラルな環境で作られたワイン。
手間暇かけたワインを一口飲んだらそのワインを飲んだらガーギッチヒルズに訪れてみたくなるでしょう。
フランシス・フォード・コッポラ監督が復活させた『イングルヌック』
コッポラ監督が20年かけて買い戻し復活させたイングルヌック。
セント・ヘレナ山が見える景観はとても美しいです。ブドウを育てるには環境やその土地周辺の地形も大切になってきます。この美しい場所で育ち、コッポラ監督の想いが詰まったワインを是非飲んでほしいです。そして美味しいワインが出来上がるこの環境を肌で感じてほしいです。
天使のチリワインを生んだ『モンテス』
チリのワインを一躍有名にしたのがモンテスです。
地形に恵まれ、害虫がいないので農薬をほとんど使わずに作る事が出来るモンテスのワイン。昔はチリのワインというだけで相手にされませんでしたが、今では世界中から注目されています。
モンテスのワインには天使の絵が描かれていますが、これはダグラス・ムライさん(創業者)が交通事故に遭って助かった時に、「天使はいる」と確信したことがそのルーツだと言われています。
ワイナリーを訪れる事でより深くワインを知る
世界でブドウを育て、日々美味しいワインを届けようとしている方々がいます。
ワインをより深く知る為に実際にワイナリーを訪れてみてほしいです。ツアーも組まれていますし、日本にもたくさんのワイナリーがあります。近場のワイナリーから始めて、世界のワイナリーを楽しむのも良さそうです。ルーツを知れば、よりワインの世界が広がりそうですね。